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GB07:17)Virgin CrossCountry

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 イギリス6日目。

 今日は移動日です。目的地はイングランド北部・湖水地方の中心地、ウィンダミアWindermere。ところが、コッツウォルズから湖水地方に行くのは結構大変なんです。2日前にロンドンからたどりついたモートン・イン・マーシュを起点とするとロンドンに一旦戻らざるをえず、時間もかかる。そこで、タクシーでコッツウォルズ西部の町チェルトナムCheltenhamまで行くことにしました。
 またフロントに予約をお願いしたのですが、私たちの荷物の多さを察したのか、今度は大型のバンがやってきました。結構飛ばして30分ほどかかったのですが、そのときの車窓も本当にすばらしかった。今度はぜひ自分でレンタカーを借りてコッツウォルズを楽しみたいものです。


0805243 さて、今日はまた別の鉄道会社が登場します。ヴァージン・グループの鉄道会社、Virgin CrossCountryです。車両はヴァージンの誇る最新車両、ボンバルディア社製のclass221。カミンズ社のエンジンを搭載し、振り子機構を備えたディーゼルカーで「super voyager」という愛称がついています。
 しかも編成ごとに著名な冒険家の名を愛称に冠していて、私の乗った編成は、イギリスの女流飛行家「AMY JOHNSON」。経歴が1等車のデッキに紹介されていました。チェルトナムからイングランド北部の町プレストンPrestonまでおよそ2時間、この特急列車の1等車で車窓を楽しみました。

 まずはイギリス第2の都市、バーミンガムBirminghamに向けて「Cross Country Route」と呼ばれる鉄路を走ります。イギリスの鉄路はロンドンを中心に放射線状に伸びていて、大半の幹線はロンドンが起点なのですが、主要な地方都市を相互に直結するこのクロスカントリー線だけはロンドンを通らない幹線で、特急列車も頻発しています。ヴァージンの1等車では、かならず食事が無料で出るそうですが、この時も昼食(朝食?)代わりの軽食が車掌さんから配られました。


0805244 バーミンガムから先はイギリスの大幹線、西海岸本線West Coast Main Lineを北に向かいます。ここでもしばらくは都市と農村が断続的に入れ替わる車窓が続きます。広い緑の丘陵地帯には羊がいっぱいいて、車窓だけ見ているとなんとなく北海道のいなかのような気分なのに、鉄路はしっかりした複線電化でたびたび列車がすれ違ったりするので、なんとなく不思議な感覚でした。


 実はVirgin CrossCountryという鉄道会社は、今はもうありません。私たちが乗った列車の1等客車にはVirginが発行する「HOT LINE」という広報誌が無料配布されていて、大々的に運営会社の変更が報じられていました。

0805245 Virgin CrossCountryが07年11月をもって運営を終了し、同社が運営していたクロスカントリー線の列車についてはArriva系列の新会社CrossCountryに引き継がれること、西海岸本線の列車については同じVirgin系列のVirgin Trains(Virgin WestCoast)が引き継ぐこと、そしてVirgin CrossCountryの約10年間にわたる歴史が詳細につづられていました。Virginグループ総帥Sir Richard Bransonの惜別メッセージもトップに掲載。もちろんオールカラーで、写真も豊富。列車内で配る広報誌にしてはかなりの気合の入れ様でした。


 プレストンで列車を乗り換えてウィンダミアまではさらに1時間ほどかかったのですが、その話はまた後で。次回は、いよいよ湖水地方です。

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GB07:16)The Venice of the Cotswolds

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 お昼時にちょっとホテルで休んでから、タクシーを呼んでもらって近場に出かけることにしました。どうもコッツウォルズのタクシーは決まった塗装が一切ないようで、TAXIの表示すらない普通の自家用車っぽいものまでありました。車内にはメーターや乗務員証がしっかりあるんですけどね。車種も千差万別で、このとき来たのは高級な大型車でした。


0805112 そんなタクシーで向かったのは、コッツウオルズではちょっと大きめの町のひとつ、ボートン・オン・ザ・ウォーターBourton on the Water。名前の通り町の真ん中に小川が流れていて、"The Venice of the Cotswolds"の愛称を持っています。といっても、ベニスほど大きな町ではなく、人通りも多すぎず少なすぎずでゆっくり楽しむことができました。
 まずは町の入り口にあるカフェで休憩。ちょっとしたお庭もあっていい感じです。入り口には「日本語のメニューあります」としっかり日本語で表記。やっぱり日本人もよく来られるんでしょうか。ボートン・オン・ザ・ウォーターも写真のような黄色?石造りの建物がほとんどで、落ち着いた色合いが周囲の緑にぴったりです。(イギリスでは「はちみつ色」と言うのだそうです)


0805113 ここの目的は、町歩きとショッピング。町の中心から横手の小道を数分歩けば建物もまばらになって、なだらかな丘を眺めることができます。町の中も結構緑が多く、小川と緑を楽しみながらのんびりお散歩です。面白そうな小さな博物館もいくつかありましたがそれらはほとんどパスして、いろんなお店を見て回りました。例えば左の画像のお店は、小さな絵本やヒーリングっぽいCDとかを売っていて、ちょっと個性的。もちろん普通のパン屋さんとか、洋服屋、家庭用品店や手芸雑貨屋とかもあり、自分自身や友人のためのおみやげがてらちょこちょこ買ってしまいました。
 特に時間をとったのが、最初の大きな画像の左側にある家具と雑貨のお店"The Cotswold Company"でした。リンク先のHPを見てもらうと大体雰囲気がわかるかと思いますが、シンプルであたたかな家具と感じのいい食器や雑貨が置いてありました。嫁さんも私もこういうのが大好きなので、いろいろ眺めて楽しい時間をすごしました。


0805114 そうこうしているうちに夕方5時半ぐらいになって、そろそろ夕食にしようか、と思ったところでちょっと予想外の事態が発生。町中のお店が、夕方5時を過ぎて一斉に閉まり始めたのです。物販店だけでなくカフェまで閉まってしまい、ちょっとびっくり。
 結局いくつかあるホテル併設のレストランかバーしか夕食の手立てがないと判明したので、そのうちのひとつを選んで開店時間の午後6時まで待って夕食。カジュアルな感じのホテルを選んだので、レストランのレベルもそこそこ、BGMも普通にかかっていましたが特に不満はなし。食後にホテルのフロントでタクシーを呼んでもらって、無事宿に帰りつくことができました。

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