GB07:15)The Slaughter Vale
ホテルにチェックインして、ひといきついて、夕食の時間までまだ間があったので、さっそく散歩に出かけました。ホテルの前の道をブラブラ歩いていくと、ちょっとした丘の上に出ました。その丘から撮った写真が上記の画像です。
ホテルのあるUpper Slaughterは画像左下の木々の中。いくつもの丘に囲まれたくぼみのように見えます。手前に見える白いものは羊の群れ。その奥はどこまでも続くなだらかな丘と森と牧草地。日が暮れるまでこの場所でゆっくりしていましたが、道を行き交う人もなく、車が2台ほど通り過ぎるだけ。もうこの景色をひとりじめしただけで、本当にコッツウォルズに来てよかった、と思いました。
翌朝、イギリス5日目。
朝食後さっそく散歩に出かけます。ホテルのフロントで手書きのお散歩マップをもらって、おとなりの集落、Lower Slaughterを目指して歩きました。散歩道はいくつかのルートがあって、普通の舗装道路もあるのですが、おすすめはやはりパブリック・フットパスPublic Footpath。ごく普通の私有の牧草地を突っ切るようにルートが設定されていて、羊用の防護柵を開け閉めすれば誰でも歩くことができる道です。もちろん件のお散歩マップにはFootpathのルートもしっかり書いてありました。
普通の道をしばらく歩いてから、さっそくFootpathに突入。ちょっと朝露でぬれた草を踏みしめて歩くのは、とても気持ちがよかったです。牧草地のど真ん中を歩きながら左の画像のような景色をたっぷり楽しむことができます。別のFootpathでは10頭ぐらいの牛が水飲み場で水をのんでいるところにぶち当たったりしてちょっとおっかなびっくりでしたが、牛もおとなしかったので全く問題なしでした。
Footpathはコッツウォルズだけでなくイギリス全土の田舎にあるそうで、こういう道が昔から認められているところにイギリスの奥の深さを感じました。
ホテルからゆっくり歩いて1時間ほどでLower Slaughterに到着。Upper Slaughterよりはちょっと大きな集落で大きめの教会とかもありましたが、ここも景色の美しいところでした。BLEDISLOE CUPという美しい村の景観コンテストで賞をもらっているようで、その標識が集落の中心にさりげなく飾ってありました。
私たちもしばらくLower Slaughterで時間をつぶしまして、地元の雑貨店でお土産買ったり、集落の中心を流れる川と紅葉する木々と古い建物、そして建物をやさしく彩る花を眺めたりしていました。
Lower Slaughterから来た道と別ルートでホテルに戻って、昼食をはさんで、またおでかけです…
| 固定リンク