GB07:8)Yorkそぞろ歩き

↑ヨーク駅の近くから旧市街を望む。右奥に見える3つの塔がヨーク・ミンスター、左手前が城壁跡です。
鉄道博物館を一回り見た後は、夕方までヨークの中心街をお散歩していました。ヨーク駅の構内に観光案内所があり、日本語を含む数カ国語のヨークの観光案内が置いてありました。ローマ帝国時代以来の長い歴史を持つ町ですが、人口は20万ぐらいで、中心街だけなら歩いて回ることができるほどの小さな町です。
見所はいくつかあるのですが、とりあえずはシンボル的な存在でもあるヨーク・ミンスター(大聖堂)を目指して歩き始めました。実は鉄道博物館とヨーク大聖堂を結ぶ機関車仕立て?のバスがあるのですが、ゆっくりと古い町並みを見たいのなら徒歩がおすすめ。普通に歩けば駅からミンスターまで20分ぐらいで行くことができます。
ヨーク駅からしばらく歩いて、ウース川にかかる橋を渡るとヨークの中心街。ちょっと細い路地に商店が建ち並び、ミンスターの手前まで続いています。町の歴史ほどではありませんが建ち並ぶ店も歴史があり、見ているだけで面白かったです。このカフェは「EST.1919」と書いてありました。れんが造りの建物も古さも、自然な緑の飾り付けもええ感じです。カフェの近くにはアンティークショップもあり、ちょっと中をのぞいてみましたが、古い家具や食器だけでなく、古い鉄道模型?も見かけました。さすがヨーク…
あちこち寄り道したので、結局ミンスターに行くだけで1時間ほどかかってしまいました。で、その一応お目当てだったミンスターですが、残念ながら中に入ることはできませんでした。どうもこの日は夕方からメンバーを限定した礼拝があったようで、一旦閉鎖された入り口の前に年配の方々が長蛇の列を作っていました。
歩き疲れたこともあり、入り口の真ん前のカフェでティーブレイク。入り口の前の大木が気分を和らげてくれました。周囲にはちょっとした公園や古い建物が建ち並び、観光目的なのか馬車まであったりして、ここでのんびりしているだけでも不思議と満たされた気分になりました。
最後にヨーク駅への帰りがてら、市街地を取り囲む城壁跡を散策。城壁跡も今は散歩道として整備されており、ところどころにベンチも置いてあります。ええ感じだったんですけど、ヨーク駅の真ん前には城壁の出入り口がなく、大回りを余儀なくされました(^^;。列車に乗り遅れそうだったのであせってしまいましたが、幸いにも?列車が遅れてくれて助かりました。
さあ、これから列車の中で楽しいディナーです(^^)
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そして、お目当てのひとつは、数年前に寄贈された日本の新幹線を見ることでした。日本はもとより世界の高速鉄道のさきがけとなった我らが新幹線0系は、機関車を多く収蔵する展示室の入り口近くというかなりいいポジションに置いてあります。イギリス鉄道の原点とも言える蒸気機関車「ロケット号」、イギリス鉄道史を代表する高速蒸気機関車「マラード号」と並んで展示されているのです。
車両番号22-141。編成番号を示す「Q2」の表示も運転席入り口の窓に残っていました。Q編成は山陽新幹線内で4両編成の「こだま」として走っていたもので、号車番号のステッカーも「16」とかではなく「4」となっていました。
新幹線の置いてある大きな展示室のとなりに、イギリスの鉄道が誇る看板列車「The Flying Scotsman」に関するものを集めた展示室がありました。「The Flying Scotsman」という列車はロンドンとスコットランドのエディンバラを結ぶ列車として1862年に運行が開始されました。ちょっと強引にたとえて言えば東京と大阪を結ぶ幹線ルートみたいなものです。出発時刻は、ロンドン・キングスクロス駅発朝10時。第二次世界大戦中でさえこの出発時刻を厳格に守り通したこの列車は、運営会社がいくつもの変遷を遂げた後、今でも健在。私がロンドンからヨークまで乗ってきた列車は、現代の「The Flying Scotsman」だったのです。
この列車にかかわってきたいくつかの車両の横には、往時列車や駅で使われていた食器類や備品の膨大なストックが展示されています。アンティークが大好きな私の嫁さんは、鉄道の歴史そのものにはさほどの興味を示さなかったけど、アンティークの山?を前に大喜び。私にとってもいろいろと興味をひかれるものが多々あって、この小さな展示室で結構時間を使ってしまいました。
最後に展示室のど真ん中にあるカフェでちょっと休憩。文字通り鉄道車両にかこまれてのティーブレイクは、鉄ちゃんにとって至福のひととき。このカフェは貸切営業もやっているらしく、営業案内には500人規模のパーティーや結婚式もできますよ、と誇らしげに書いてあります。日本の鉄ちゃんのみなさん、由緒正しき「鉄」な結婚式はいかがですか?(^^)