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GB07:6)King's Cross Station

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イギリス2日目。

ホテルをチェックアウトして、さっそく日帰りの汽車旅に出かけました。旅の基点はホテルから徒歩約15分、キングスクロス駅から。

ロンドンには10以上の鉄道ターミナルがありますが、キングスクロス駅はその中でも長い歴史を持つ駅です。駅ができたのは1850年ごろ。イギリスの主要幹線のひとつ「東海岸本線(East Coast Main Line)」の始発駅でもあります。東海岸本線を走る近郊列車と、遠くスコットランド方面へ向かう遠距離列車がこの駅を発着します。運営会社は、近郊列車がFirst Capital Connect。スコットランドへはGNER‥おっと、その話はまた後ほど。

0712222コンコースから見えてくるのは、プラットホームにかかる大きなアーチ。イギリスの古くからあるターミナル駅によく見られますが、高い天井はなんか気分を大きくさせてくれますね。構内にはカフェやレストランはもちろん、銀行から花屋さんまでひととおりの設備がそろっています。東京のターミナル駅ほど「駅ナカ」は派手ではありませんが、日本ではほとんど見かけない、プラットホームに直接面したカフェがありました。ホームにかかる大時計も歴史と風格を感じさせてくれます。

そういえば、今回の旅行中、コインロッカーをまったく見かけませんでした。おそらく安全上の理由が大きいのでしょう。その代わりキングスクロス駅には手荷物一時預かりがありました。手荷物は預ける前にすべてX線でチェック。このあたりの感覚は日本と違いますね。そのせいかお値段も日本よりかなり高めでしたが、やはり身軽になれるのは大きいです。

ところで、今回の旅行ではBritRail Pass(イギリス国内の鉄道乗り放題パス)の1等を使いました。スケジュールの関係でフレキシーパス(4日間)を使用してちょっとだけコストを節約。個別に切符を買うより安く上がったかどうかはわかりませんが、なんと言ってもずっと手間が省けるし、移動時間とか距離とか考えると感覚的にはお値段分(5万円ちょっと)の価値はあったような気がしてます。ただ、キングスクロス駅には1等乗客のためのラウンジがあったようで、時間の関係で利用できなかったのは惜しかったな‥

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そして、これから乗る列車は、朝10時ちょうど発、エディンバラ行き。スコットランドの首府までの所要時間は約4時間半。途中停車駅は、Peterborough,York,Darlington,Newcastle。わずか4駅。駅の掲示板には列車名とかは表示されていませんでしたが、この10時発の列車に乗ってみたかったのよ。そのわけは、次回ご紹介しますね。

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GB07:5)Fish and Chips

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ホテルに着いて一息入れて、さっそく町歩きです。泊まったホテルはB&Bですから、夕食を自己調達?しないといけません。


さて、多くの方が「イギリスの食事はまずい」と言われます。事前に集めた断片的な情報でもそう言った話をよく聞きました。そのなかで、嫁さんの友人がおっしゃっていた「とりあえずFish and Chipsなら大丈夫」という言葉がとっかかりとなりました。Fish and Chipsはどのパブにもある定番メニューなんだそうで、まずはそれを目標にしてみました。

0712152イギリスのパブは酒だけでなく夕食時間帯なら食事も出すことが多く、夕方7時台にぶらぶら歩きながら見かけた2、3のパブは、仕事帰り?のお客さんでどこも結構混雑していました。あるひとつのパブになんとか空きを見つけて、おっかなびっくりFish and Chipsを注文します。もちろんソフトドリンクもあるので、酒が飲めなくても大丈夫。

待つこと10分ぐらい。出てきたFish and Chipsは思ったほどボリュームがありました。見てのとおり白身魚のフライとフレンチポテトのフライ(いわゆる「ポテトチップス」ではありません)で、まぁ脂っこいわけですが、定番メニューだけあってそんなにまずくはありませんでした。このあと1週間ほどイギリスにいたのですが、幸いにもおいしい料理に当たったことが多かったです。


0712153おなかもふくれて、腹ごなしついでにさらにぶらぶらとお散歩しているうちに、Waitroseというスーパーを見つけました。ホテルのあるBloomsbury地区にはいくつかのスーパーがあるのですが、その中でも一番大きくて品数も豊富。お店のデザインがシンプルでモダンだなぁと思っていたら、イギリスでも名のある高級スーパーだったんですね。「成城石井」みたいなものでしょうか。食料品コーナーを一通り見て回って、お値段をチェックするとおおむね自宅近くのスーパーと変わらないか、若干安いぐらいに思えました。

Waitrose周辺がちょっとしたショッピング街になっていて、結構人通りもありました。物騒な雰囲気はまったくなくて治安もよさそう。こういうところで暮らしてみたいな、と思える街でした。

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GB07:4)Harlingford Hotel

今回のツアーではイギリス国内で5つのホテルに泊まりました。ちょっと時間をかけて選んだ甲斐あって、どれもお勧めできるいいホテルでしたので、ご紹介しますね。

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ハーリングフォード ホテル
The Harlingford Hotel
61-63 Cartwright Gardens, London WC1H 9EL


0712092まず最初のホテルはイギリスの典型的なB&Bを選びました。パディントン駅からタクシーで10分ぐらい。もちろん地下鉄を使っても行けます。歩いて10分ほどでキングスクロス駅やセントパンクラス駅というターミナルに行ける割にはとても閑静。B&Bなので夕食は出ませんが、ホテル周辺にはスーパーとか軽食屋が多数ありますので、食いっぱぐれる心配はありません。コインランドリーもすぐ近くのあったのは助かりました。

当日は3階の部屋に当たりまして、重い荷物を持ってちょっと狭い階段を上がるのに難儀しましたが、ホテルの目の前が小さな公園でして、窓から見える緑が心地いいです。見たところ20平米弱の部屋は内装もこぎれいで快適。玄関から入ってすぐ左にあるロビー(Drawing room)も天井が高くて居心地がよかったです。もうちょっとこの部屋でゆっくりしたかったな。

0712093朝食は玄関右側のお食事スペースで取りました。普通のイングリッシュブレックファースト。といっても実質初体験で興味深々でした。中身もとっても豊富であたたかくておいしかったです。口コミを見てても朝食が充実していることを挙げている方もおられましたが、これは納得。ホテルの2階には観光パンフレットの類が大量に置いてあって(もちろん日本語版もありました)旅行者への配慮も感じられました。

次回はこのハーリングフォード ホテル周辺の町歩きの様子をお伝えします。

なお、選ぶにあたってこちらの記事が参考になりました。この場を借りて御礼申し上げます。

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GB07:3)Heathrow Connect

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↑ヒースロー空港駅で発車を待つ「ヒースロー・コネクト」。「ヒースロー・エクスプレス」も同じホームから発車するため、車内で検札が行われていました。


 ヒースロー空港から鉄道を使ってロンドンの中心街に行く場合、手段が3つあります。ひとつは地下鉄ピカデリー線。高頻度ですが、快速運転とかがないのでロンドンの中心まで1時間ぐらいかかります。15年前に私がロンドンを訪ねたときは地下鉄しかありませんでした。

 「世界のハブ空港」への鉄道アクセスでさすがにこれだけでは貧弱と思ったのか、近年になって別のルートが作られました。空港から数キロの地下短絡線を作って旧国鉄の路線に接続し、ロンドン・パディントン駅までノンストップで15分で突っ走る「ヒースロー・エクスプレス(Heathrow Express)」です。速いのはいいのですが、ちと高い。地下鉄が4ポンドに対して、ヒースロー・エクスプレスは2等15.5ポンド、1等は25.5ポンドもします。1ポンドは約240円でして、成田エクスプレスもびっくりの高コスト(^^;

 手元にある2冊のガイドブックにはこのふたつしか書いてありませんでしたが、最近になってもうひとつ手段が登場しました。それが今回利用した「ヒースロー・コネクト(Heathrow Connect)」です。ルートはヒースロー・エクスプレスと全く同じですが、途中何駅かに停まるため、時間は25分ぐらい。料金は空港からパディントン駅まで6.9ポンドですから、上記の二つに比べるとコストパフォーマンスはまずまず。ちなみにヒースロー・エクスプレスはヒースロー空港を運営するBAA(イギリス空港会社)の子会社が運営、ヒースロー・コネクトはBAAとFirst Great Westernの合弁により運営されています。First Great Westernはまた後ほど登場しますので、詳細はそのときに。

0712013 車両はドイツ・シーメンス社製class360(日本風に言えば360系?)電車の5両編成。ごく普通の近郊電車でして、車内はクロスシートでデザインも悪くありません。まだ製造して2、3年しかたってないので明るくてこぎれいでした。実際途中駅からもいっぱい人が乗ってきて、空港アクセスというよりは南海の「空港急行」みたいな感じです(^^)。近郊輸送がメインのせいか、ヒースロー・エクスプレスに比べてパディントン駅での存在感はかなり薄く、パディントン駅では隅っこのホームから発着するのですが、お手軽空港アクセスとしては悪くないと思います。乗って正解だったということで。

0712012 沿線の車窓はごく普通の都市近郊の光景。ただひとつ目についたのが、いわゆる「団地」が少ないということでした。今回の旅行を通して、東京や大阪によくあるような高層マンションをほとんど見かけなかったと思いますが、ロンドンに向かう車窓でもほとんどが2、3階建ての家がきれいに高さがそろえられてずらりと並んでいました。今の私にとってマイホームなんて夢のまた夢だけど、ロンドンではどうなんだろう‥

次回は本編?に戻ります…

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