GB07:16)The Venice of the Cotswolds

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 お昼時にちょっとホテルで休んでから、タクシーを呼んでもらって近場に出かけることにしました。どうもコッツウォルズのタクシーは決まった塗装が一切ないようで、TAXIの表示すらない普通の自家用車っぽいものまでありました。車内にはメーターや乗務員証がしっかりあるんですけどね。車種も千差万別で、このとき来たのは高級な大型車でした。


0805112 そんなタクシーで向かったのは、コッツウオルズではちょっと大きめの町のひとつ、ボートン・オン・ザ・ウォーターBourton on the Water。名前の通り町の真ん中に小川が流れていて、"The Venice of the Cotswolds"の愛称を持っています。といっても、ベニスほど大きな町ではなく、人通りも多すぎず少なすぎずでゆっくり楽しむことができました。
 まずは町の入り口にあるカフェで休憩。ちょっとしたお庭もあっていい感じです。入り口には「日本語のメニューあります」としっかり日本語で表記。やっぱり日本人もよく来られるんでしょうか。ボートン・オン・ザ・ウォーターも写真のような黄色?石造りの建物がほとんどで、落ち着いた色合いが周囲の緑にぴったりです。(イギリスでは「はちみつ色」と言うのだそうです)


0805113 ここの目的は、町歩きとショッピング。町の中心から横手の小道を数分歩けば建物もまばらになって、なだらかな丘を眺めることができます。町の中も結構緑が多く、小川と緑を楽しみながらのんびりお散歩です。面白そうな小さな博物館もいくつかありましたがそれらはほとんどパスして、いろんなお店を見て回りました。例えば左の画像のお店は、小さな絵本やヒーリングっぽいCDとかを売っていて、ちょっと個性的。もちろん普通のパン屋さんとか、洋服屋、家庭用品店や手芸雑貨屋とかもあり、自分自身や友人のためのおみやげがてらちょこちょこ買ってしまいました。
 特に時間をとったのが、最初の大きな画像の左側にある家具と雑貨のお店"The Cotswold Company"でした。リンク先のHPを見てもらうと大体雰囲気がわかるかと思いますが、シンプルであたたかな家具と感じのいい食器や雑貨が置いてありました。嫁さんも私もこういうのが大好きなので、いろいろ眺めて楽しい時間をすごしました。


0805114 そうこうしているうちに夕方5時半ぐらいになって、そろそろ夕食にしようか、と思ったところでちょっと予想外の事態が発生。町中のお店が、夕方5時を過ぎて一斉に閉まり始めたのです。物販店だけでなくカフェまで閉まってしまい、ちょっとびっくり。
 結局いくつかあるホテル併設のレストランかバーしか夕食の手立てがないと判明したので、そのうちのひとつを選んで開店時間の午後6時まで待って夕食。カジュアルな感じのホテルを選んだので、レストランのレベルもそこそこ、BGMも普通にかかっていましたが特に不満はなし。食後にホテルのフロントでタクシーを呼んでもらって、無事宿に帰りつくことができました。

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GB07:15)The Slaughter Vale

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 ホテルにチェックインして、ひといきついて、夕食の時間までまだ間があったので、さっそく散歩に出かけました。ホテルの前の道をブラブラ歩いていくと、ちょっとした丘の上に出ました。その丘から撮った写真が上記の画像です。

 ホテルのあるUpper Slaughterは画像左下の木々の中。いくつもの丘に囲まれたくぼみのように見えます。手前に見える白いものは羊の群れ。その奥はどこまでも続くなだらかな丘と森と牧草地。日が暮れるまでこの場所でゆっくりしていましたが、道を行き交う人もなく、車が2台ほど通り過ぎるだけ。もうこの景色をひとりじめしただけで、本当にコッツウォルズに来てよかった、と思いました。


0804192 翌朝、イギリス5日目。

 朝食後さっそく散歩に出かけます。ホテルのフロントで手書きのお散歩マップをもらって、おとなりの集落、Lower Slaughterを目指して歩きました。散歩道はいくつかのルートがあって、普通の舗装道路もあるのですが、おすすめはやはりパブリック・フットパスPublic Footpath。ごく普通の私有の牧草地を突っ切るようにルートが設定されていて、羊用の防護柵を開け閉めすれば誰でも歩くことができる道です。もちろん件のお散歩マップにはFootpathのルートもしっかり書いてありました。


0804193 普通の道をしばらく歩いてから、さっそくFootpathに突入。ちょっと朝露でぬれた草を踏みしめて歩くのは、とても気持ちがよかったです。牧草地のど真ん中を歩きながら左の画像のような景色をたっぷり楽しむことができます。別のFootpathでは10頭ぐらいの牛が水飲み場で水をのんでいるところにぶち当たったりしてちょっとおっかなびっくりでしたが、牛もおとなしかったので全く問題なしでした。
 Footpathはコッツウォルズだけでなくイギリス全土の田舎にあるそうで、こういう道が昔から認められているところにイギリスの奥の深さを感じました。


0804194 ホテルからゆっくり歩いて1時間ほどでLower Slaughterに到着。Upper Slaughterよりはちょっと大きな集落で大きめの教会とかもありましたが、ここも景色の美しいところでした。BLEDISLOE CUPという美しい村の景観コンテストで賞をもらっているようで、その標識が集落の中心にさりげなく飾ってありました。
 私たちもしばらくLower Slaughterで時間をつぶしまして、地元の雑貨店でお土産買ったり、集落の中心を流れる川と紅葉する木々と古い建物、そして建物をやさしく彩る花を眺めたりしていました。


 Lower Slaughterから来た道と別ルートでホテルに戻って、昼食をはさんで、またおでかけです…

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GB07:14)Lords of the Manor

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Lords of the Manor
ロード オブ ザ マナー
Upper Slaughter Nr.Bourton-on-the-Water
Gloucestershire GL54 2JD

 アンティークがいっぱいある古城のようなホテルに泊まりたい、と思った私の嫁さんが、いろいろ探し回って決めたホテルがここでした。古くからある貴族(Manor)の邸宅をホテルにしたものですが、本当によかったです。


0804132 このホテルのあるUpper Slaughterは本当に小さな集落で、周囲に商店やバーのようなものは見当たりませんでした。不便といえば不便なのですが、イギリスの田舎でのんびりしたかった私たちにとっては本当にぴったり。行き交う車の数も少なくて、私たちがいた道路沿いの部屋でもとても静かでした。

 ホテルの前は広い庭園で、それ自体がいい景色であることはもちろん、庭園内も自由に歩き回ることもできます。庭園にはテーブルとイスも置いてあって屋外でランチやアフタヌーンティーを楽しむこともできますが、すでに寒かったこともあり、今回は見送り。また、ホテルの周辺にもいい散歩道がいろいろありました。詳しくは、次回に。


0804133 今回はこのホテルでは一番安いレートを選んだのですが、あてがわれたのはちょっと広めのダブルルームでした。室内は、4本柱のベッドに大きめのタンス。それにちょっと小さめのデスク。おそらくいずれもアンティークだと思います。それに小さな出窓が3つあって、適度に光が入ってきます。若干暗いといえば暗いのですが、明るすぎるよりもかえって落ち着くような気がして、よかったです。

 食事もおいしかったです。夕食・朝食ともレストランでアラカルト形式の食事を取ることができました。また朝食はためしに一度ルームサービスを頼んでみましたが、いずれも質量ともに十分で、「イギリスの食事はまずい」という噂はウソなんじゃないかと思いました。ここのレストランもDukes Hotel同様こじんまりとしたものでBGMもなく、とても静かで穏やかな雰囲気でした。


0804134 パブリックスペースも充実しています。広い居間と、パブを兼ねたもうひとつの広い部屋が庭園に面していて、屋内からもすばらしい景色を楽しむことができます。パブでは軽い食事を取ることもできるので、私たちも昼食のサンドイッチを食べながら静かな昼下がりのひとときを楽しみました。

 ここのホテルも2泊したのですが、その間に他の日本人の方を3組見かけました。ひと組は某雑誌社の取材で来られたカメラマンと編集者の方、あとのふた組はイギリスで現地駐在をされているご家族が休暇?で来られていたようです。日本人でも知る人ぞ知る存在みたいですね。これから、もうちょっと有名になるかも。

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GB07:13)First Great Western

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First Great Western鉄道は、むかしの四大鉄道会社のひとつGreat Western Railwayの名を引き継ぎ、往時と同じパディントン駅をターミナルとして、イングランド南西部とウェールズ南部に路線を広げています。主要幹線はロンドンからプリマス方面へ抜けるルートですが、これから私たちが乗る列車はヘレフォードHereford行きの近郊列車です。


0803232車両はclass166の3両編成。ABB社、イギリス・ヨークの工場で生産された「国産」のディーゼルカーです。15年ほど前に作られた車両なので、車内もこぎれいで昔のディーゼルカーのような油臭さは皆無。感覚的には電車に乗っているのと変わりませんでした。
週末のせいか、パディントン駅発車時点で車内は立ち席が出るほど。私たちも最初の20分ほどはデッキに立って車窓を眺めていました。ロンドン近郊のレディングReadingを経て大学都市オックスフォードOxfordまでは快速運転です。class166は最高時速90mph(約150km/h)。パワーに余裕を見せて近郊列車にしては結構飛ばしてました。

0803233Oxfordを過ぎて列車は単線非電化の「コッツウォルズ線」に入っていきます。列車は各駅停車に、走るペースものんびりになっていきます。
コッツウォルズ線は1〜2時間に列車が1本走る程度のローカル線ですが、そんな線を走るclass166に1等車(グリーン車)相当があるのはありがたかったです(1両目と3両目の両端半分ずつありました)。1等車の座席は4人向かい合わせで真ん中にテーブルがあり、広さは一昨日乗ったGNERの特急列車のそれよりも若干狭い程度。おかげでとてもゆったりした気分で車窓を楽しむことができました。

0803234コッツウォルズCotswoldsはイングランド中央部に広がる丘陵地帯で、牧羊が盛んなところ、また昔のたたずまいを今に残しているところから観光地としても知られています。私たちの乗った列車にも、コッツウォルズのすばらしい景色を楽しむハイキング目的と思われる方が多数乗っていて、中には自転車を車内に持ち込んだ方もおられました。
パディントン駅から列車で約1時間半。私たちはコッツウォルズ線の中ほどにあるモートン・イン・マーシュMoreton-in-Marsh駅で下車しました。この駅はコッツウォルズ観光の拠点のひとつ。列車交換もできるちょっと大きな駅で、れんが造りの平屋の駅舎も周囲の雰囲気とも合っててなかなかええ感じです。

0803235ところが、Moreton-in-Marsh駅は私たちが着いた日曜日だけ無人駅状態、なおかつ客待ちのタクシーもいなかったのです。到着した時にタクシーそのものは何台かいたのですが、それらはすべて事前にお客さんが予約で呼び寄せたもの。タクシー会社の電話番号はなんとか入手したものの電話をしても要領を得ず、私たちは途方にくれてしまいました。
そんな私たちを、たまたま駅に用事があった地元の紳士、ランスさんが助けてくれました。彼に事情を話すと、ご自身の車で目指すホテルまで送ってくださったのです。本当に助かりました。

目指すホテルまでは車で約20分、ランスさんでもちょっと迷ってしまうほど小さな集落にありました‥

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GB07:12)Paddington Station

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イギリス4日目。

 この日から4日間、イギリスの「いなか」で過ごします。快適だったデュークスホテルをチェックアウトし、前日に買ったお土産を国際宅急便で自宅宛に発送し、再び鉄路でロンドンを離れます。今回は入国直後にも通ったパディントン駅から出発です。この駅を発着する列車は、ヒースロー空港へのアクセス列車を除くと大半はFirst Great Western鉄道が運営していますが、その話はのちほど。

0803082 お目当ての列車がちょうどお昼時だったので、列車に乗る前に昼食を済ませました。昼食は、なぜかお寿司。このパディントン駅構内のど真ん中に回転すし屋があるのです。その名も「YO!Sushi」。小皿の色によって値段を識別するシステムも日本の回転すし屋と全く同じです。
 公式HPによると、ロンドンの市街地だけで十数店舗あるみたいですね。実は最初に泊まったハーリングフォードホテルの近くでも「YO!Sushi」を見かけていました。ヘルシーな寿司がロンドンでも受け入れられてるのでしょうか。味もまずまずで、お手軽な昼食には悪くないと思いました。

0803083 さて、パディントン駅には有名な銅像がふたつあります。ひとつは日本でも絵本やアニメになった「くまのパディントン」の銅像。「YO!Sushi」のすぐ近くにあります。名前はここパディントン駅で拾われたのが由来。
 もうひとつは、日本では「鉄」な方しかご存じないだろうと思われるエンジニア、イザムバード・キングダム・ブルネルです。2002年にイギリスBBCが行った「偉大な英国人」投票の第2位に入っていて、イギリス人にとっては有名人(ちなみに1位はチャーチル、3位はダイアナ妃)。世界最大の蒸気船なども手がける一方で、First Great Westernの前身とも言えるグレートウェスタン鉄道でも活躍しました。国際的な鉄道関係の賞として名高い「ブルネル賞」は彼の名前に由来していて、JR九州の787系「つばめ」もこの賞を受賞しています。

0803084 最初の大きな画像はそのブルネル像の近く、1番ホームから撮ったものですが、これから乗る列車は反対側の10番ホームから発車します。今回は荷物を全て持って、列車に乗り込みました。列車の行き先はヘレフォードHerefordですが、途中で下車する予定‥

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GB07:11)Shopping Day!

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イギリス3日目。
今日はロンドン市内で「お買い物デー」。行ったのは主に3個所だったのですが、密度が濃くて、楽しい一日となりました。


最初のお目当てはアンティークでした。嫁さんがイギリスのアンティークが好きで、一度本場のマーケットを見てみたいということで、出かけたのは地下鉄エンジェル駅にほど近いカムデンパッセージ地区でした。

もともとこの地区は家具やら銀食器やらのアンティーク屋さんが軒を並べているのですが、さらに週2回ほどは露店もあって見所がいっぱい。嫁さんは本場に来て大興奮で、いろんなお店に出たり入ったりして、あっという間に時間が経っていきます。

0803012さすがに家具は持って帰れないということもあり、メインのお目当ては銀食器。この画像のお店は店じゅう銀食器であふれていました。店主のおじさんもとても親切で、それぞれの食器の年代とか由来?とかも話してくれました。日本のアンティークショップにもお得意さんがいるんだそうです。
結局このお店を含ふたつのお店で、自宅用の銀食器を何点か買うことができました。飾るためではなくて実際に使ってまして、とても重宝?しております。


0803013自分自身へのお土産を買ったところで、次はみんなへのお土産。帰国直前にバタバタしたくない、ということもありこの日に一気に買うことになりました。向かったのはロンドンの中心地、ピカデリー・サーカス。まずはウィンドウショッピング。最近再進出したユニクロや(安いけど日本よりは高そう)、アクアスキュータム(当然手が出ない)などをひやかしてしばしお散歩。古風な建物も多く、お散歩だけでも楽しめます。
 

0803014で、結局落ち着いたのが紅茶などの専門店「FORTNUM & MASON」。日本にも進出していますが、本家はやはりすごい。なんせ創業300年。食料品だけでなく、台所用品や文房具まで売っていて、カフェとレストランまであります。
カフェで一休みしたのですが、テーブルのデザインもご覧の通り凝っていて(左の画像)とても高級感があります。かといってお高く止まっているわけでもなく1個100円ぐらいのアメとかも売っていて、親しみやすさもあります。売り場を見て回るだけでも面白くて、楽しい時間がすごせました。FORTNUM & MASONの紅茶はヒースロー空港でも売ってますが、当然本店の方が品揃えもはるかに多く、一見の価値ありですよ(^^)。

最後は一度行ってみたかった高級百貨店ハロッズ。ここでもちょっとお買い物ができたのですが、とにかく広い。館内案内のパンフを片手に歩き回ったのですが、もう迷いまくり。もと居た場所になかなか戻れなくて往生しました。ちなみにここにもコインロッカーはなくて、一時預かりのみ(地下1階)。当然X線でチェックしてました。

いろいろ買い物しまくって、もうお腹いっぱいの状態で地下鉄ピカデリー線に乗ったら、すごい混雑。赤い服の人たちがやたらにいるなぁと思ったら、浦和レッズ、じゃなかったアーセナルの試合があって、ちょうど開始前の時間にぶちあたったみたいですね。さすがに試合を見に行く元気はありませんでした(^^;;;

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GB07:10)Dukes Hotel

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デュークスホテル
DUKES HOTEL
35 St James Place , London SW1A 1NY

ふたつめの宿は、ちょっと高級な宿を選んでみました。「プチホテル」と呼ばれる隠れ家的なたたずまい。ヨークからロンドンに戻った後、地下鉄Green Park駅から歩いたのですが、実際ちょっと迷いまして、重い荷物抱えて右往左往しました。こういうホテルはターミナルからタクシーで乗り付けるのがふさわしいかも。


0802163お値段は高いけど、いろんな情報源で絶賛されていて、かなり期待していたのですが、その期待は裏切られませんでした。一歩ロビーに入って、その雰囲気の良さが気に入ってしまいました。広すぎず狭すぎず。カウンターの前にある椅子もなかなかいい感じです。パブリックスペースを含めて全館禁煙でして、とても清潔感があります。チェックインが遅めの時間帯だったのですが、とっても親切にしてくれました。


0802162私たちの泊まった部屋はそんなに広くなかったのですが、ベッドとデスクとソファーが置かれていて、淡い緑の壁とクラシックな調度品がよく調和してます。天井が普通のホテルよりも若干高く、それが思ったほど狭さを感じさせない理由かもしれません。何種類かの週刊誌や新聞が置かれていて、もちろん無料。バスタブやトイレもちょっと広めで、ゆったりとした気分にさせてくれます。シンプルだけど、さりげなく高級感があるのがよかったです。


0802164ここでは2泊したのですが、2泊目の夕食と朝食をホテル内のレストランで取りました。レストランもホテルに見合ったこぶりなもので、シンプルな雰囲気。BGMもなくて、静かで穏やか。夕食代も思ったほど高くはなかったし、おいしかったですよ。自室でのんびりしすぎたこともあって、ロビーとはちょっと離れたところにあるdrawing roomはちょっと見ただけだったのですが、とてもきれいでした。やはり天井が高くて、朝は全面ガラス張りの出窓から光が入ってきて明るかったです。

ちなみに、予約はホテルのホームページでやりましたが、週末(weekend rate)の方が若干お安めのようです。ぜひ一度おためしを。

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GB07:9)Great North Eastern Railway

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この鉄道会社は、今はもうありません。この会社が主に運営していたイギリスの大幹線・東海岸本線は、昨年12月に新しい会社 National Express East Coast に引き継がれました。実は当日乗ったときにはそんなことなど全く知らなかったのですが、奇しくも「お名残乗車」となってしまいました。


1947年に国有化されるまで、イギリスの鉄道はすべて民営でした。多くの民営鉄道が1923年に4つの大きな鉄道会社に統合されたのです。そのひとつ、London and North Eastern Railway(LNER)が東海岸本線を運営していました。イギリス国鉄が1996年に再び民営化された際、この伝統の名前が受け継がれたのです。


0802032ロンドンからヨークへの往復は、このGNER(車内放送ではジーニアーと読んでいたようです)の1等客車で楽しみました。各客車に掲げられたちょっと時代かがった?紋章には「ROUTE OF THE FLYING SCOTSMAN」と添えられていました。ここの1等客車はかなりゆったりしているのですが、座席の向きは固定されていて、背もたれ収納ではないしっかりとしたテーブルが設置されています。しかも、そのテーブルにはコーヒーカップと砂糖がすでにセットされていました。

これだけで私はもうなんかワクワクしてしまいました(実際大はしゃぎだったと嫁さんに言われました(^^;)。今や日本の鉄道で陶器で飲み物を出してくれるところはほとんどないですからねぇ(^^)。ロンドンを出てしばらく車窓を楽しんでいると車内販売の人がやってきて、コーヒーやらお菓子やらいろんな食べ物を売って回ります。食堂車で作ったサンドイッチを席まで持ってきてくるサービスもあったようです。ちなみに画像にあるミネラルウォーターは無料でした。


0802033ヨークからの帰りでは、食堂車で夕食を取ることにしました。これまた日本ではもうほとんど楽しむことのできないサービスです。イスとテーブルは多分1等車のそれと同じで、テーブルにはちゃんと白いクロスがかかっていました。ナイフやフォークもしっかりとしたもので、お望みならワインまで出る本格的なサービスです。

場所が場所だけに値もちょっと張るのですけど、暮れていくイングランドの大地を車窓に見ながらの夕食は格別です。車窓のことはまた別の項目で詳しく書きたいと思っていますが、イギリスの郊外の景色を見てて思ったことは、山が全くないということと、羊がやたらに多いということでした。昼間と夕方ではまた違った表情を見せるので、片道2時間×2の道のりは、私にとってはあっという間でした。いやー、楽しかった(^^)


0802034GNERは全体的な雰囲気がいい意味で古風な感じがしました。後で出てくるVirgin Trainsのちょっとカジュアルな雰囲気とは対照的ですね。後継のNational Express East Coastもサイトをぱっと見た感じではカジュアルな印象だし、そういう意味でもGNERがなくなってしまったのはちょっと残念なような気もします…


<おまけ>
イギリスの鉄道会社Hull Trainsの公式ページに、イングランド北部の町Hullからロンドンまでの3時間の旅を3分に圧縮した運転台展望ビデオを見つけました。お楽しみください(^^)。

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GB07:8)Yorkそぞろ歩き

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↑ヨーク駅の近くから旧市街を望む。右奥に見える3つの塔がヨーク・ミンスター、左手前が城壁跡です。


0801202鉄道博物館を一回り見た後は、夕方までヨークの中心街をお散歩していました。ヨーク駅の構内に観光案内所があり、日本語を含む数カ国語のヨークの観光案内が置いてありました。ローマ帝国時代以来の長い歴史を持つ町ですが、人口は20万ぐらいで、中心街だけなら歩いて回ることができるほどの小さな町です。

見所はいくつかあるのですが、とりあえずはシンボル的な存在でもあるヨーク・ミンスター(大聖堂)を目指して歩き始めました。実は鉄道博物館とヨーク大聖堂を結ぶ機関車仕立て?のバスがあるのですが、ゆっくりと古い町並みを見たいのなら徒歩がおすすめ。普通に歩けば駅からミンスターまで20分ぐらいで行くことができます。

0801203ヨーク駅からしばらく歩いて、ウース川にかかる橋を渡るとヨークの中心街。ちょっと細い路地に商店が建ち並び、ミンスターの手前まで続いています。町の歴史ほどではありませんが建ち並ぶ店も歴史があり、見ているだけで面白かったです。このカフェは「EST.1919」と書いてありました。れんが造りの建物も古さも、自然な緑の飾り付けもええ感じです。カフェの近くにはアンティークショップもあり、ちょっと中をのぞいてみましたが、古い家具や食器だけでなく、古い鉄道模型?も見かけました。さすがヨーク…

あちこち寄り道したので、結局ミンスターに行くだけで1時間ほどかかってしまいました。で、その一応お目当てだったミンスターですが、残念ながら中に入ることはできませんでした。どうもこの日は夕方からメンバーを限定した礼拝があったようで、一旦閉鎖された入り口の前に年配の方々が長蛇の列を作っていました。

0801204歩き疲れたこともあり、入り口の真ん前のカフェでティーブレイク。入り口の前の大木が気分を和らげてくれました。周囲にはちょっとした公園や古い建物が建ち並び、観光目的なのか馬車まであったりして、ここでのんびりしているだけでも不思議と満たされた気分になりました。

最後にヨーク駅への帰りがてら、市街地を取り囲む城壁跡を散策。城壁跡も今は散歩道として整備されており、ところどころにベンチも置いてあります。ええ感じだったんですけど、ヨーク駅の真ん前には城壁の出入り口がなく、大回りを余儀なくされました(^^;。列車に乗り遅れそうだったのであせってしまいましたが、幸いにも?列車が遅れてくれて助かりました。

さあ、これから列車の中で楽しいディナーです(^^)

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GB07:7)National Railway Museum

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この日の目的地は、York。ロンドンから特急列車で2時間ほどのところにあるイングランドの古都です。街歩きもやったのですが、その前にYorkの駅のすぐ目の前にある「国立鉄道博物館」を訪ねました。

まず構内をざっとひとまわり。展示物はイギリスの車両が大半を占めていますが、規模は世界有数。しっかり見ればまる一日つぶせます。しかも、入場料は無料。ふところの深さを感じます。


0801142そして、お目当てのひとつは、数年前に寄贈された日本の新幹線を見ることでした。日本はもとより世界の高速鉄道のさきがけとなった我らが新幹線0系は、機関車を多く収蔵する展示室の入り口近くというかなりいいポジションに置いてあります。イギリス鉄道の原点とも言える蒸気機関車「ロケット号」、イギリス鉄道史を代表する高速蒸気機関車「マラード号」と並んで展示されているのです。
 
0801146車両番号22-141。編成番号を示す「Q2」の表示も運転席入り口の窓に残っていました。Q編成は山陽新幹線内で4両編成の「こだま」として走っていたもので、号車番号のステッカーも「16」とかではなく「4」となっていました。
もちろん車内も開放していまして、内装も当時走っていたものほぼそのまま。シートモケットを含む座席や窓枠にある席番表示もそのままなら、出入り口の自動ドアの上にある「4号車自由席」という表示板までそのまま残っています。その出入り口横には大型のディスプレイが設置されていて新幹線の紹介ビデオが流れていましたが、実車との違いはこれぐらい。座席に座ると、広島から「こだま」に乗って西に向かっていきそうな気分です。次は、新岩国…


0801143新幹線の置いてある大きな展示室のとなりに、イギリスの鉄道が誇る看板列車「The Flying Scotsman」に関するものを集めた展示室がありました。「The Flying Scotsman」という列車はロンドンとスコットランドのエディンバラを結ぶ列車として1862年に運行が開始されました。ちょっと強引にたとえて言えば東京と大阪を結ぶ幹線ルートみたいなものです。出発時刻は、ロンドン・キングスクロス駅発朝10時。第二次世界大戦中でさえこの出発時刻を厳格に守り通したこの列車は、運営会社がいくつもの変遷を遂げた後、今でも健在。私がロンドンからヨークまで乗ってきた列車は、現代の「The Flying Scotsman」だったのです。

0801144この列車にかかわってきたいくつかの車両の横には、往時列車や駅で使われていた食器類や備品の膨大なストックが展示されています。アンティークが大好きな私の嫁さんは、鉄道の歴史そのものにはさほどの興味を示さなかったけど、アンティークの山?を前に大喜び。私にとってもいろいろと興味をひかれるものが多々あって、この小さな展示室で結構時間を使ってしまいました。


0801145最後に展示室のど真ん中にあるカフェでちょっと休憩。文字通り鉄道車両にかこまれてのティーブレイクは、鉄ちゃんにとって至福のひととき。このカフェは貸切営業もやっているらしく、営業案内には500人規模のパーティーや結婚式もできますよ、と誇らしげに書いてあります。日本の鉄ちゃんのみなさん、由緒正しき「鉄」な結婚式はいかがですか?(^^)

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